落遊会の定例会を欠席してしまい、会員の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。急な温度変化と風の具合から玉島行きを少し躊躇してしまいました。前年実績の日誌を見るとこの頭島で尺超えのアコウを釣っていたので、落遊会OKAZU-Clubとしては冬の食卓に合う魚を釣りたく頭島へ日曜日に向かいました。
最高気温16時、最低気温4度、北風0.5mで快晴。絶好の釣り日和でした。大潮で10:21満潮。6時に現地に到着しましたが、まだ夜が明けないので車の中で時間をつぶして20分程度で空が明るくなり始めたので、6時30分実釣開始。
下げ潮からの釣りなので、船着き場付近は内から外へ潮が流れていたので、30分程度で船着き場を切り上げて沖側へ移動した。下げ潮が防波堤の壁へ当たっているところを見つけてカニをつけなおして落とすとググっとチヌに似たアタリがあり、アタリに合わすと一気に横走り、チヌではないのは一発で分かりました。やはり、アレでした。かけてから数秒はチヌと同じような反応なのですが、横走りするのはさすがにベラの仲間だけあり、力強く横に走られます。チヌと違って唇が分厚く柔らかいのでほとんどのコブダイは唇にかかり、バレることはめったにありません。なのでかけてしまうと取り込むまでは簡単に取り込めます。ただし力強いのでアタリから海面への引き上げは、腕の力と竿の扱いがポイントとなります。
潮の感じから底でのあたりは、ほぼほぼこのコブダイのアタリでした。チヌの顔は全く見えず、残念な結果となりました。手前で湾内に向けてフカセをされていた方は手のひらサイズのチヌを上げていました。
7時頃、沖側は風が多少あるものの、穏やかでゆるい潮だったので、アタリはとりやすく、ほとんどが底あたり。カニへの反応は良かったです。途中、フグかカワハギかよくわからなかったのですが、コツコツコというアタリがあったので思い切って合わすと美味しそうなカワハギにも出会えました。10時を過ぎると北風が強く吹き出し、沖側でのアタリは全くなくなってしまい、船着き場へ移動してガシラ狙いに切り替えました。今日の釣果はご覧の通りでコブダイの5連発、5枚のコブダイは初めてですが、楽しかったです。コブダイは1枚だけOKAZUに持ち帰り、あとはリリース、まだまだ子供のコブダイなので、大きくなって頭島へ戻ってきて、また引きを楽しませてほしいものです。
チヌの姿は全く見えなかったのですが、楽しい一日でした。
今年もあと一ケ月、あっという間の一年でした。もしかしてこれで年内は釣り納め?!
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